ガレージ設置について
トーヤハウス工務部の池田です。
最近ガレージ設置工事の依頼を受ける事が増えて来ましたので注意して頂く点など簡単に御話しさせて頂ければと思います。
①ガレージが設置が可能かどうかを検討する。
建物本体と同一敷地内にガレージ設置する場合は敷地に対する※「建ぺい率」「容積率」をクリアする必要があります。
※「建ぺい率」「容積率」とは敷地に対してどの位の建物が建てたれるを定めた数値となり、この数値はお住いの地域により異なります。
※地域によっては境界・道路からの距離を指定される場合もありますので配置的に問題が発生する場合もあります。
②ガレージのサイズの検討
これは①の検討と同時進行になると思うのですが、入れられる車のサイズに合わせたサイズ選定、他に①の「建ぺい率」「容積率」の値に合わせたサイズ選び(どのサイズまでだと設置出来るかの検討)等が考えられますが、車のサイズに合わせたガレージの大きさを選定される場合「幅・奥行」は皆さん検討されるのですが、案外高さの検討を疎かにしてしまい「車庫に入れたらガレージ内の梁ギリギリだった」なんて事もあるそうですので、この辺も十分注意して選んで頂きたいと思います。
③車の動線の検討
ガレージを設置したものの、車の動線の検討を疎かにして「車をガレージに入れるのに苦労してしまう」なんて事になる事が無いよう車の動線を検討して、ガレージの設置位置を決めて頂くと良いかと思います。
※可能であれば実車でシュミレーションするのが良いと思います。
④建築確認申請
ガレージのサイズによっては※建築確認申請が必要となります。
※地域によっては建築確認申請が不要の地域もあります。
⑤その他
ガレージに電動シャッター・照明・コンセント等を設置する場合電源の確保が必要となってまいります。
特に住居から離れて設置する場合はどの様に住居から電源を持ってくるかの検討が必要になって来るかと思います。
このようにガレージ設置検討するに当たり色々検討しないといけない部分がありますので、担当者の方としっかり検討打合せ行って計画を立てて頂けると宜しかと思います。
以上工務部池田でした。