家を建てた後は、床や壁を剥がせないため、点検ができません。
腐れやシロアリに気付くことが遅れると被害が大きくなるリスクがあります。
しかし、ハウスガードシステムの家は、新築時の耐久性を保ち続ける『緑の柱』を使うことで、半永久的に腐れやシロアリ被害の心配がありません。

基礎や配管などの隙間には、防蟻薬剤を塗布することで、シロアリが家に侵入することを防ぎます。

『緑の柱』は、国産の無垢材に、シロアリが嫌う成分を含む薬液を加圧注入処理した木材です。
この『緑の柱』の最も優れた特徴が、半永久的に性能を維持する耐久性です。この特徴は、家の骨組みとして採用することに適しており、長期に渡り家の安全性を保証します。
トーヤハウスでは１階から２階まで通る外周部分の通し柱と、１階の筋交や間柱なども『緑の柱』を使い、フローリングや床材の下に隠れてしまう大引きや根太もすべて『緑の柱』で守られています。
家の重さを支える土台には全てに『緑の柱』が使われます。

セルロースとは、未使用の新聞紙をリサイクルして作られた断熱材です。
壁と壁、柱と柱の間に隙間なく吹き込むことができ『セルロースファイバー』本来の高い断熱性能がフルに発揮できます。
配管などの障害物があると、隙間ができてしまう従来の工法とは異なり、吹き付け工法でおこなうため、断熱欠損の心配もほとんどありません。
まるで家全体を毛布でくるんだようにしっかりと外気の影響を遮り、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内を実現します。

ビーズ法ポリスチレンフォームは、「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれており、ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の断熱材です。
ビーズ法ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビーズを予備発泡させた後に、
金型に充填し加熱することによって約30倍から80倍に発泡させてつくられます。

冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替える『24時間全熱交換型換気システム』です。
夏には温度差の交換で、蒸し暑さを防止し、室内空間がサラリとして、エアコンの温度・湿度調整を軽減できます。
冬は温度・湿度の交換で過乾燥防止になり、室内空間を快適に保ち、省エネにつながります。

sumika -澄家-は、床面に設置する換気システムとなり、粉塵や花粉などを巻き上げずに換気します。
花粉などのアレルゲン物質は床面に溜まりやすく、特に乳幼児のお子様は、床上30cmの空気しか吸うことができません。
sumika -澄家-の床面排気により、床上30cmに滞留しているアレルゲン物質を効率的に排気します。
また、臭いにも効果的で、臭い成分は一般的に重いため、床面近くに溜まります。
特にトイレでは、下方に溜まった臭いを巻き上げず排出するため、臭気を感じにくくなります。

室内の空気のエネルギーを再利用して、屋外の空気を取り込む際に室内の空気環境に近づけます。
温度だけではなく湿度も再利用して、すべての季節に応じて常に快適な温度・湿度を保ってくれます。
24時間365日、家族にとって理想の空気環境を実現します。

エアルーフ（軽量瓦）は、「高分子繊維強化セメン卜」（FRC/Fiber Reinforced Cement）によるハイブリッド構造で作られています。
薄さ（重量軽減）と強度確保を両立するための高分子繊維を使用した軽量化と耐衝撃性を可能にした樹脂軽量骨材です。

エアルーフ（軽量瓦）の真価は災害時に発揮します。
地球温暖化により、大型の台風被害が増えてきました。飛来物により瓦が割れてしまうと雨風の侵入に繋がり、大きな被害につながります。
また、割れ砕けた瓦の落下は二次被害も予想され、賠償責任が発生することも。
エアルーフ（軽量瓦）は非常に強い耐久性を持っており、安心・安全な住まいを実現します。

一般的な住宅は、屋根が重く揺れやすい構造になっていますが、エアルーフ（軽量瓦）は軽量化することで、重心を下げて揺れにくく、地震のエネルギーを受け流すことができます。
陶器系瓦に比べて40％もの軽量化を実現することができました。

漆喰は天然の石灰石(炭酸カルシウム)から製造される消石灰に、麻スサ(麻の繊維くず)や海藻のりなどをまぜた自然の塗り建材です。
耐火性、耐久性も高く、古くからお城や土蔵にも使われてきました。地中海の白い建物の壁や、中国の万里の長城に使用されるレンガのつなぎ材にも漆喰が使われています。
漆喰自体、柔らかくやさしい材質で、凹凸の部分を手で触れても痛くありません。
また、微細な穴(多孔性)がたくさんあり、調湿性や消臭性・抗ウイルス性など様々な効果を発揮します。

微細な穴がたくさんあり、呼吸をするように室内の水分を吸放湿し、快適な湿度を保ちます。
夏は湿気を吸い込み、からりと、冬は湿気を吐き出ししっとりとし、快適な室内環境をつくります。

成される素材がほとんど無機の不燃性で出来ています。
このおかげで、燃えず、有毒ガスも発生せず、大切な命と住まいを守ることができます。

微細な穴に匂いのもとが入り込み、漆喰が匂いを吸着してくれます。
料理・タバコやトイレ・ペットの匂い等、生活臭を抑え、快適な生活空間になります。

漆喰は二酸化炭素を吸収しながら硬化していくため月日が経てば経つほど、硬くより味わいのある美しい結晶に変わっていきます。

漆喰の壁は汚れたり傷んだりしても補修がとても簡単です。
部分的に汚れた場合、サンドペーパーで表面を削りとればきれいになります。
また、全体的に汚れた場合、消石灰を水で溶かしクリーム状の溶液をハケやローラーで塗れば、補修できます。
※質感や色など少し違いがでます。

トーヤハウスでは、耐久性に優れた3層構造の複合フローリングを採用しています。
このフローリングは、無垢材の短所である湿気による木の収縮を最小限に抑えつつ、木材を効率的に活用しており、環境に配慮したエコロジーな製品です。
また、温度や湿度の変化、床暖房などの使用条件にも高い形状安定性を保ちます。
表面には、美しい木目が特徴のヨーロッパ産オークを使用しています。
オーク材はその優れた耐久性と耐水性、さらには加工のしやすさで知られており、古くから家具やフローリングなどの建材に広く利用されてきました。